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信用情報機関について

カード情報

 

毎日何気なくカードを使っているかも知れませんが、カード読取り機の向こうで動いているのはお金だけではありません
利用者、つまりあなたの個人情報です。
何時・誰が・どこで・どのカードで・幾ら利用し、返済は何時・どの口座から・約束通りに返済されたかされなかったか等など、金額以外にも様々な情報が動いているのです。
そしてその「誰が」の中には利用者の住所・氏名・生年月日・家族構成・勤務先・年収・過去のカード利用履歴等の個人情報も付随しています。
これは凄い事です。カードを利用している人はあなた一人ではありません。この瞬間にも何万人何十万人それ以上の人が利用しているカード情報・個人情報が飛びかっているのです。
カードローンを扱っている銀行や消費者金融が持っている何台ものスーパーコンピューターが昼夜フル活動している訳です。

 

サラ金問題

 

少し前にサラ金というのがありました。
審査基準は低く、その分金利は法的なグレーゾーンもあり、かなり高めとなっていました。
その結果、借金に借金を重ねる多重債務が多発し、返済できなくなる人が多くなるという社会問題となったのです。
その後法整備も進み、今では上限金利は明確になりましたが、多重債務の問題は各金融機関をまたがる問題であることから、金融機関同士が垣根を超えて協力しあう必要がありました。
ただ、カード情報は取引や個人情報を含む非常にデリケートな情報であり、各社が簡単に情報交換する訳にはいきません。
また、各々はライバル会社なので、幾ら利用者保護とは言え、自社の顧客データを各社で共有するというのはこれも簡単には出来ない相談です。。
多重債務を防ぐためには各社で個人の利用情報を共有しなくてはいけない、但しお互いライバル会社なので単純に情報共有は出来ない、という矛盾を解決する方法が考えられました。
それが第三者による情報共有機関の設立です。これが信用情報機関と呼ばれているものです。

 

信用情報機関の仕組み

 

ビル

つまり、信用情報機関は銀行や消費者金融等の各金融機関から独立した第三者機関で、いわば中立の立場でカード利用状況や個人情報を管理するセンターです。
 
ある人(仮にAさん)がいろいろなカードローンを持っていて利用している場合、各カードローン会社はAさんが利用している自社のカードローン状況は分かりますが、Aさんが他のカードローンで幾ら借りているかまでは分かりません。
そうなるとそのカードローン会社はAさんに融資しても大丈夫か、他での利用が大きくて返済が難しい状況にあるのではないかどうかの判断が出来ないわけです。
そんな時、カードローン会社は第三者機関である信用情報機関に問い合わせることで、Aさんが自社や他社で借りている融資総額やちゃんと返済しているかどうか、返済能力はあるかどうか等を知る事が出来るのです。
信用情報機関はカードローン会社にAさんの情報は提供しますが、他社のカードローン会社の情報までは提供しませんので、安心して信用情報機関を活用することが出来ます。
恐らくですが、各カードローン会社は申請時に入手した個人情報やその人のカードローン利用状況・返済情報等をお互いに信用情報機関に提供し合うことで、例えばAさんの総合的一元的な情報を共有し合うことも出来るのです。

 

信用情報機関

信用情報機関は1つだけではなく、3つあります。

 

1.全国銀行個人信用情報センター(KSC):http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
 加盟会員は、銀行・政府関係金融機関・信用保証協会・クレジットカード会社・保証会社など。
 平成26年9月30日現在の会員数253社。

 

2.株式会社 シー・アイ・シー(CIC):http://www.cic.co.jp/
 加盟会員は、信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジットカード会社・家電メーカー系クレジット会社・自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・農協・労働金庫・消費者金融会社・携帯電話会社 など。
 平成27年1月20日時点の総加盟会員数977社。

 

3.株式会社日本信用情報機構(JICC):http://www.jicc.co.jp/
 加盟会員は、信販会社、消費者金融会社、流通系・銀行系・メーカー系カード会社、金融機関、保証会社、リース会社など。
 平成27年1月末現在の加盟総会員数1,438社

 

 

ブラックリスト

所謂ブラックリストというものは実はありません
カードローンの利用状況のひとつとして、返済遅延などの記録も残っていますが、この部分をブラックリストと呼んでいるだけです。
これら個人の返済遅延や総融資額等の情報も、信用情報機関を通して各金融機関が情報共有しているのです。

 

 

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